赤い影法師
2013年5月24日5:04 公開
過去記事です。
以前に録画していたのをこれ又ようやく視聴。
原作はかの柴田錬三郎先生。
つまりは御家人斬九郎ですよ~v
ということで、(ながら観状態でしたが^^;)観た訳です。題材的には、武芸好きで派手好きで男好き(え)な三代将軍家光の為、春日局や柳生宗矩等が腹に一物状態で一大武芸大会を開いちゃうぞ!というイベントが中心なお話です。
(ん?このテーマ、山田風太郎先生の話にもあった??あ、でもあれは大権現様主催だったかなぁ?)
で、試合に勝った側には上様から刀が下賜される訳ですが、この刀を狙う忍者母子が主人公です。
忍者なので名前はありません。(といいつつ、母影、若影、だそうです)
ですが実は実はっ
元々、このママの方は何と、石田三成の娘だそうで。
つまりこの母子、どの刀かは分からないけど、家光君が持ってるらしい刀にその在処が隠されているらしい軍資金(埋蔵金??)をゲットして、打倒家光君&徳川幕府を目指している訳です。
でもって、この若影、何と!かつてママが若かりし頃、ラブ!を感じて逆ナンした服部半蔵の子、だそうです。
……え~と……この服部半蔵は初代をイメージ、なんでしょうねぇ、きっと。(二代目のイメージじゃないよね。。。)
うーん、でも初代はもう亡くなってる筈だから、やっぱり二代目なのかな~二代目はいい男設定ってことでしょうか☆
この映画でちょっと素敵だな~と感じたのは、やはりやはり十兵衛様でした。
後年のソニーさんによるイメージ皆無な訳です。……そりゃそうですよね~十兵衛様だって権勢誇った柳生宗矩さんの嫡男ですから。
柳生宗矩さんも、もっと野望&陰謀ギラギラで尾張柳生の若者(何と若かりし里見浩太朗さんでした☆)を陥れてビシバシするのかと思いきや、事前に怪しげな事を十兵衛さんとニヤニヤ話していた癖に!あっさり放免しちゃったのよね~
爽やかに十兵衛さんが尾張柳生君を見送るシーンなんて、私的イメージの「柳生一族」とはかけ離れておりました^^;(いや、私のイメージが偏ってるのよね~)
……でも私の場合、どうも宗矩さんは、上様(家光)へのラブ爆発状態でいてくれないと物足りなく感じてしまう~
さて映画のストーリーに戻りますと。
主人公の若影は、家光の側室にしようと春日局が試合に参加させたゆりさんにフォーリンラブしちゃいます。
このゆりさん、最初は側室になる気満々っぽかったのに、春日局が八百長を仕組んだと知ってトーンダウン。どうやら家光君と同じく武術パカな血が流れている模様。(そういう意味ではとってもお似合いだよと思うのは私だけ??)
超イケメンの若影の素顔を見てしまって、ゆりさんも若影が好きになってしまいます。(この一目惚れ?体質も家光君と同類項な気が……^^;)
でもって、若影に煽るような事言うんですよね~
ますます上様に対する対抗意識(但し家光君は全然感知せず)をボウボウに燃やす若影。
若影が自分の子だと気付いて、止めようとする服部半蔵。
まだ半蔵に未練があって、これまた若影を止めたいけど仇討ちもしたい母影。
……何となくあんた達だから結局どうしたい訳??と聞きたくなるような展開となり。
やはり十兵衛様が『機械仕掛けの神』……え~と日本的表現としては『時の氏神』?的役割を果たしてくれる訳です。
流石、十兵衛様!
とにかく主人公若影の父親に対する拘りが印象的でした。
……所謂、ツンデレ?(ち、違うかな??)
この辺りはママ譲りなんでしょうねぇ。それともお祖父さんの三成君譲りと迄考えてしまう私は……やっぱり少々毒されているのかもしれません^^;
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