元禄繚乱
2013年5月24日5:06 公開
過去記事です。
大河ドラマ総集編です。
中村勘三郎さん追悼番組、実はこっそりと欠かさず観ております。
「夏祭浪花鑑」良かったッス!ああ、歌舞伎座で、というか舞台を観たかったわ~NYだったそうなんで勿論×だし、演出?も現地の方達へのサービスたっぷりで(「フリーズ!」とか、ね☆)、う~ん、流石歌舞伎です!
#歌舞伎って、結構、興行地に配慮した演出が多いですよね♪)
義侠心があって男前で良い人が突然、殺人者に変わる、何と言うのでしょう「魔が差す」瞬間の恐ろしさが、歌舞伎には良く描かれてると個人的には感じます。(「女殺油地獄」もまさしくそういう話だし。ってあれは人は良いけど放蕩息子か^^;)
……って歌舞伎の話は取り敢えず、この辺で置いておいて~。大河です、大河♪
う~ん、このドラマ、リアルタイムで観ていなかったような気がします。
(大河を観だしたのは、私もここ数年のことですし^^;それ迄は……子供の頃は観てたけど長い長い空白期間があるのです)
さて。
主人公はどうやら大石内蔵助である模様です。(確かに「元禄」といえば、まず第一に忠臣蔵ですよね♪しかも、中村勘三郎さんだし!)
このドラマでの大石内蔵助は歌舞伎バージョンチックな人物像な模様です。
(要は、ちょい遊び人のちょい悪オヤジ?)
対照的に浅野内匠頭は超堅物な頑固者風味。
でも何だろう。私が気になるのは、将軍綱吉とその周囲の人々かもしれません。
……将軍綱吉は、なんていうか、マザコン?
頭は良いっぽいけど、結構ワガママっていうか、将軍家&幕府第一で「外様ぶっ潰せ~」が合い言葉っぽいです^^;
そして柳沢吉保は……なんか格好良いですね☆
一見爽やかで誠実そうなんだけど、有能で頭良くて切れ過ぎる程に切れて野心満々で~。民放の「大奥」の柳沢氏も素敵でしたが、それより一見清廉そうなイメージでありながらかーなーりーどす黒くて良いです~♪
(って赤穂衆以外ばかりに萌えてどうするのだ……)
う~ん、やっぱり赤穂衆の演技が私の目には歌舞伎チックに見えるからでしょうか。
ていうか、上手いのですよね、やはり。
(そりゃお家芸ですよね~忠臣蔵なら)
こう練れ過ぎていて、自然過ぎるっていうか……逆に時代劇っぽくないようにすら見えるから不思議です。
染子ちゃんの下りは……う~ん、なんか下世話過ぎる気がしないでもないですが。。。でも「大奥」よりは染子ちゃん自身が生き生きしていて良いかなと思いました。(え)
でも何だろう、楽しげなオープニングだったのね、と改めて思ったりして。頑張ってる感の強いCGに時代を感じてしまいます。
ナレーションでもあったけど、元禄ってまさしくバブルな時代だったんだろうなぁとつい妄想に耽ってしまいますよ<オープニングCG。(ってこんなとこで??)
ナレーションといえば、これNHKのアナウンサーさんによるものなのでしょうが、淡々とした語り口調が良いですね~
ドラマの筋を邪魔せず、それでいて締めるとこは締めてくれる感じです。
それにしても総集編にも関わらず上手く纏まってますよね~ついつい見入ってしまうし、流れも自然だし。
大河ドラマの総集編の質って高いよなぁと改めて思います。(「草燃える」でもそうでしたが)
「薄桜記」の記憶もまだまだ残っているせいか、大石さんも色々と板挟みになっちゃってて大変だなぁ、と思っちゃいますね。
それにしてもそんなに当時の江戸の人達って物見高いっていうか、討ち入り期待しまくり状態だったんですかねぇ?
ちょっとその辺り興味があるなぁ。
(あーでも、BS歴史館の忍者の話の回でも、それっぽい事言ってましたねぇ)
吉良さんが一方的に悪いとは私には思えないですが、このドラマでは、他のドラマよりずっと赤穂衆に共感出来るような気がします。
実は私、忠臣蔵ってイマイチ、ノれない題材だったりするので^^;
追悼番組、というのは非常に哀しいですが、このドラマ、視聴する機会を得ることが出来て良かったです。
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