平清盛
2013年5月24日5:07 公開
過去記事です。
2013年、明けましておめでとうございます~♪
などと言いつつ。
今回も昨年末スペシャル!大河ドラマの総集編です。
前年の「江~姫たちの戦国」、散々な評価がネットなどではされていましたし、確かに主人公の「家政婦は見た!」&「チャネリング」設定はどうなのよと私も感じましたけれど、オンタイムで観ていた時よりも総集編の方が面白く感じたのですよね~
これ、つまり、総集編で余計な演出やらエピソードをカットして基本的な物語だけにしたら面白かった、って事かなと思ったので、2012年大河でも挑戦!な訳です。
……とはいえ、「江」と「清盛」では条件違うと思いますけどね☆
何と言っても「江」の場合は、主人公は確かに数奇な人生だったけど、本人が戦略練ったり総大将になったりする訳ではないので、長丁場の大河ドラマの主人公張るのはねぇ。(秀忠君も地味だしねぇ。ていうか、周囲が濃過ぎるんだけど^^;)
正直、最初から無理があったのでは?とちょびっと制作者・スタッフ陣等には同情的です。
でもでも、「江」、意外と私の周辺では評判良かったのよね。ま、場所柄というのもあるでしょうが、観光誘致に役立ったということで^^;
(寧ろ、うちの叔父さんとかは、何故か信長萌え再燃という感じで、観光地巡りしてましたよ、あはははは♪)
と。江の話はここ迄にして、「平清盛」な訳です。
実は私は、「草燃える」大好きっ子なので(というのは以前書いた筈……)このドラマにはメチャクチャ期待していたのですよ。。。
ま、期待が大き過ぎたのかもだけど、初回観た時に??と感じたのは感じたのですよね。でもそれでも何れその内~などと暢気に構えて、結局最終回迄見通しました!偉いぞ!私!(←って違う)
ただ私が何となく予想していたり期待していたのとはちょっと違うストーリー&趣きのドラマだったな、というのは言えますね。
ネットでの評判、散々ですが。
うーん、私は、そうですねぇ。。。もうちょっと「敵」をきっちり描いて欲しかった、と言いたいかなぁ。なんか敵対理由とか、対決する相手のことを、こう雰囲気とかムードのみで流して片付けてるような気がしてならなかったんですよ。
主人公及び主人公側陣営の考え方とか生き様を浮き彫りにするには、もっと周囲の地固めちゃんとすべきじゃないか、などと素人ながら思った訳です。
というか、最初の「もののけ」云々に力入れ過ぎちゃったんでは??と思います。(バランス悪い?)
だってねぇ。
ちょびっとしか出てないけど、白河法皇は重厚で印象にも残ってるし、(私一押し大好きカップル)鳥羽ちゃん&タマちゃん、悪左府もそれぞれ自分方向に突っ走って個性的、エキセントリック&ブラボーで素晴らしかったのに……
か、肝心要の「大天狗」様がアレってどうなのよ??という話です。。。
(あれじゃ、何時まで経っても反抗期の中坊ではないですか……)
あと平家の面々も……一番平家らしいのが、清盛義弟&スズキ丸君ってどういうことですか……
既得権益を侵されそうになって必死な貴族達の攻防、ハングリーでワナビーな武士達の泥仕合等ももっとしっかり描いて欲しかったよなぁと思うし。
それをじりじり追い詰めていく平家のダークパワーも、もっとみっちり具体的に描いて欲しかった。(清盛のグダグダな駄々っ子振りや赤い子達だけじゃなく~)
最後の壇ノ浦のシーンは良かったけど……あれもあそこだけだったので、なんかこう、とってつけた感があったのよねぇ。<オンタイム時。
毎回毎回、音楽と雰囲気だけで誤魔化されてるという感じがしてならなかったのです。
こういうの、音楽なしの演技のみで魅せてくれた昔の大河や時代劇を見習って欲しいと強く思います、ええ、ホント!(「御家人斬九郎」も音楽少ないよ?やっぱ渡辺謙さんの凄みよ!)とちょっと文句が多くなってしまいましたが。
やっぱり興味深く複雑な時代ですよねぇ。後世の人間といえば聞こえは良いものの、野次馬根性で申し訳ない~
でここ迄来てようやく、総集編について~。
うん、期待は裏切らず、ですねぇ。(流石、NHK?)
ナレーションは女性アナウンサーさんになってましたね。これも抑えた感じ、大河っぽくて私は好きです。
あとてんこ盛りだったBGMが少なめに感じられたのもグッジョブ!(と個人的には思います。ははは♪)
オンタイム時は、平氏、王家(皇家と書くべき?)のパートが毎回それぞれあったような記憶有りですが、総集編ではある程度纏めて分けてくれたのもこれ又良かったです。
あとオンタイム時、個人的に非常にモヤモヤしたというか、鼻についた感が強かった「オレは海賊王になるぞ!」&エクスカリバーのモチーフも薄いような気がしてほっとしてたりして^^;
……縮小して通してもらうと、ストーリーも分かりやすい感じになってて良いのにねぇ。(一体、放映時は何だったんだ。。。)
やっぱ雰囲気モードのシーンが多過ぎたのが敗因なんじゃないかなぁ。
だって面白い時代、面白い題材なのは確かなんですからね!
と非常に勝手な事をいきなり新年から吐いちゃった私です。スイマセン^^;
とこれ又、新年から謝る私。。。今年も謝り通しってコトで決定!←え
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