このドラマも前回放映時に視聴しました。

面白かった事は面白かったんですが～

……う～ん、主演の男優さん、いっつもこういう型の人演じてませんかね、ということが結構気になったりして。

あと主演の女優さんも（「ファン・ジニ」や「チェオクの剣」「シークレット・ガーデン」の人ですよね）どうもカメラに向かってガンつけるというシーンばかり印象に残ってしまいがちです。

このドラマはもし南朝鮮（という言い方大丈夫でしょうか）に王室が存続しいたら、という設定になっています。

その点、「宮」に通じる所があるのかなぁと観始めた記憶があるのですが。

全然ハードというか、寧ろ、南北問題に真っ直ぐぶつかっていくっていうか。

メッセージ性が強いっていうか。（何か事件があった頃に制作したのかな）

ま、あまり気にせず、というか良く分かりもせずに楽しませて頂きました、ハイ。

最初の体育会と、「お前等中学生か？！」なノリの南北共同軍事演習合宿エピソードは、ラブコメもしくはコメな感じだったんですが。（でもって、正直、主人公の皇子サマ、無茶苦茶不愉快で嫌なヤツでした。それだけ、俳優さんの演技が素晴らしいんだと思いますが^^;）

途中、韓国の皇室一家に降り掛かる悲劇的事故（割とすぐテロっていうか、殺人だと分かりますが）以降、ドラマはシリアスアクションハードボイルドチックに変わります。

あと観ていて、南北間のジレンマ、政府内外の軋轢・対立など、やっぱり苦しんでいるんだよなぁと感じさせられますよね。ドラマ的脚色は大いに有り、ですけど。

個人的に凄く印象に残っているシーンは、北朝鮮内で襲われた皇子サマ（もう王様になってたかな？）を、北朝鮮チームが救出するシーンですね。

うん、あのシーンの女優さんはメチャクチャ、格好良くて。

それ迄何とも思ってなくてもここで惚れちゃうよ！って感じでした。

やはりこの女優さんも独特の雰囲気があるんですよねぇ。

アクションシーンが嵌るというか。

そういう意味ではアクションがない「ファン・ジニ」はミスキャストだったかも？と思ったりして^^;

あと、北朝鮮でのヒロインの部屋とか（雰囲気が昭和っぽくて何か可愛い＆懐かしい！）、北朝鮮高官のお父さんとの関係とか、良い味出してます。

韓国よりも北朝鮮側の表現に気を遣って制作してるのかも、という気がしないでもないですが～

でもまあ、当然の事かもしれないですね。

確かに民族は同じですが、現在は独立政権を持つ別々の国家として成り立っている訳ですから、他国に対して敬意を払うのは、（歴史的事実とかではない限り）エチケットでしょう。

その分、韓国の皇子サマ皇女サマが軽薄チックに描かれてしまうのは仕方ないんでしょうが。

う～ん、でも一応、天皇サマが今もいらっしゃる日本国民から観ると、ちょっとはっちゃけ過ぎな気もします^^;

いや～だって王室の人、ここまで弾けるのは無理でしょうよ。（イギリスだって日本だって他の国だってねぇ）

ただ皇女サマと護衛の人（韓国チームメイトの一人）のロマンスは切なくて良かったですね！

さて、今迄全然、悪役の人について書いてないですが。

うーん、確かに悪い人だったんだけど、あまり印象に残ってない、ような。

（な、何でだろう。。。）

それより欧米人の人が演じていた秘書の人の困り顔ばっかり思い浮かぶわ。