二人の王女
2013年7月5日5:00 公開
こっそり期待して観てました☆
テンポとノリの良い中国ドラマ~と思っていたのですが。
……何と言いますか、クイーンズの時も感じたのですが……何というか、こう今ひとつ主人公達の性格がなかなか掴みにくかったというか。。。
いや、たぶん、主人公の安公主はきっと正義感強くて優しい、という表現なんでしょうね。
で妹の太平公主は我が儘だけど素直で無邪気。(なんでしょう)
更に最後迄観ると「隠れ主人公?」と思う程に重視されまくりモテモテな上官婉児は賢くて一途?
ですがですが。
私がこのドラマでお気に入りだったのは則天武后さんです。ハイ。
とはいえ、初回から展開っつーか、ストーリーというか、小道具っつーか、「??」というドラマではありました。
雷が落ちて?予言書だか古本だかが落っこちてきて、その中身を簡単に皇帝が信じちゃったり。って「武」姓なんて多いだろうにいきなり側室(後の則天武后)のことって思い込むか???何か逆に疚しい事でもあるんじゃないの?you!と感じますよ。
でもって則天武后は元々二代皇帝(李世民ですよね☆)の側室だったのですが、パパ存命中に皇太子と恋仲になっちゃいます。
これも正直、皇太子の方が堪え性なさ過ぎなのでは?って感じなのですが、即位してから予言の事とか、廷臣に言われて気にするんですよね~
でもね、アンタだってパパが瀕死の状態で苦しんでるときに、則天武后さんとめくるめく愛vのダンス踊ってたでしょ?!と突っ込みたくなる事請け合いです。(いや、本当にくるくる廻ってました。そんなに廻らないだろ、普通。。。)
でもって風見鶏っつーか気が弱いっていうか。何か言われたり、朝廷で座り込みされるとすぐ意見変えちゃって……そりゃ、アンタじゃ無理よという雰囲気です。
これが息子達も以下同文な感じで……結局女性達(則天武后、安公主、韋皇后)の闘争がメインとなり、このドラマもとにかく女性陣が強い!
性格だけでなく行動言動全てがキッツイです。。。
安公主もねぇ……赤ちゃんの頃に生母である則天武后に殺されそうになって、育ての母親が亡くなった際に「敵討ちの為に妹と入れ替わる!」なんて決意しちゃう訳ですが。
これまた実は非常に傍迷惑な話としか、観ていて思えませんでした。
(ま、色々他人を巻き込まないとドラマにならないんだろうけどサ)
でも流石、中国ドラマ。
というか史実でもそうですが、中国の場合、こう、何事もスッパリ鮮やかですよね~
韋皇后やその娘の安楽公主の性格の悪さは観ていて逆に気持ち良くなる位ですし、前述、則天武后も「男遊びをして何が悪い!」と正々堂々宣ってお気に入りの坊さんや踊り子さん達を侍らせたりしてます。
それに比べて男性陣は……ノリが悪いっていうか、悪役はまだマシなんだけど、こうグダグダ一々煩いっていうか、意味ない誤魔化しっぽい名分とか大義を主張して争っている訳です。
そういう意味で、色々と考えさせられるドラマ、な気がします。(え)
とにかく最後迄、婉児とその恋人皇子には終始苛々させられましたが。。。
それにしても最後迄見終わってみると、アジェナスムと太平公主(本物の妹の方)の存在って何だったんだ?と思ったりして^^;
まあ、宮廷とは関係ない所で平凡に暮らすのが正解!という事なんでしょうねぇ。
歴史を楽しく賑やかに脚色、という意味ではなかなか面白かったです♪
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