レ・ミゼラブル

2017年1月30日7:00 公開


この映画も何故に今?という感じですが。

昨年BSプレミアムで放映されたのをようやく週末鑑賞した訳です。(遅過ぎ!でもそろそろ本当に空けていかないとHDD容量が~という)

うー。確か以前にもこの映画、流し観はした筈なんですが。

こ、こんなに歌ってたっけ?

というのが第一印象です。

主演のヒュー・ジャックマンって、なんか聞き覚えあるけど、誰だっけ?とこんな時頼りになるWikipedia様に頼ってみたらば、ウルヴァリンの人でしたね!

しかも、ヴァン・ヘルシングだったんだ~と改めて驚き。

それにしても欧米の俳優さんってみんな歌上手ですよねっ(って別に上から言ってる訳じゃないです。。。いや、本当)

ただ、この映画の場合、とにかくいきなり歌に突入しちゃうからちょっと参った。

「ファントム・オブ・ジ・オペラ」もそういう傾向あったけど、それでもあの映画はそれなりに、前準備あったよなと思ったりして。

理由はやっぱりWikipedia読んで納得。

この映画の原作はあくまでも「ミュージカル」であって小説の方ではない、と。うん、なるほど。

確かに舞台ならいきなり歌い出しても不自然じゃないものね!(え)

ということで、歌については取り敢えず脇に置いておくとして。

……えーと。主人公って確かジャン・バルジャンよね?ジャベールさんやファンティーヌあるいはエポニーヌじゃなく。

でも何だか、ジャン・バルジャンより、このお三方の方が目立ってるというか、印象に残るというか。

わざとなのかなと思うけれどもー。ジャン・バルジャンは気は優しくて力持ちという印象しか。。。(いや、歌は良かったけどね)

原作は確か子供の頃に子供向けの本を読んだきりなので、粗筋とか登場人物については非常に曖昧な記憶しかないですが。

うーん、ファンティーヌさんは結構、メインなキャラだったんだな、とか。

あとマリウス、ロミオ病?とか。

そんな新たな疑問を得た私です。

あと、一体あの学生達は何と戦ってるんだ?とか。

そういう訳で再度、Wikipediaを頼ると。

6月暴動、とありますね。七月王政に対する叛乱ということで良いのかな。うーん、この辺り、世界史で習った筈だけどややこしくて……これまたうろ覚えだわ。

ナポレオンの後の王政復古、ですよね?確か。(聞くなって感じか)

どうしてもフランス革命って「ベルサイユのばら」の印象強いですが、少女マンガですら泥沼に描かれているんですよね。

それが重厚な小説では重くてたまらないだろうし、現実は当然、真っ暗なモノだったろう、っていうのは態々想像してみなくても分かることで。

そうやって考えると、私は正直、ジャン・バルジャンより寧ろひたすら頑なに「正義」を貫こうとしたジャベールさんが気の毒になってきたりします。

といっても、結構この人も最初の方ではひどい奴だし、ファンティーヌとかに対しても容赦ないんだよね。

っつーか、一端「罪がある」と認識してしまうと絶対に考えを変えないし、一度貼ったレッテルは絶対に剥がさない、と。

うーん、貴方は特捜司法官ですか?

いや、いいけどさー。

あとジャベールさんで気になったのは、この方も何故か高いところに上ってお歌を歌って下さるんですが、その歌がね。

何と言いますか「ジャン・バルジャン激ラブ!ゲッチュー!」的に私には聞こえてしまうんですよね。ああ、私の腐った耳。とにかく燃えてるんだってことは良く伝わってくるんですが、ちょっと違うかな?ふふ。

あまりにファンティーヌさんの扱いがヒドイと感じたので、これまたWikipediaチェックしたんですが、これはほぼ原作通りっぽいですよね。

それにしても歯を売るって。

買う方は何に使うのかな。

と思ったらば、やっぱり入れ歯にするんだ。。

そりゃ、使い勝手は金属やら石やら木より良いんでしょうけど、他人の口の中にあったモノを、しかもこの時代衛生的にどうかってのは大いに疑問なのに自分の口に入れるってどうなんだろ。

綺麗汚い云々でなく、病気がうつりそうな気がするんだけど、そういう事例って無かったのかな?

それとも殺菌とか出来たんだろーか。と妙な事が気になってしまったり。

パリって行ったことないし、興味も実はあんまり無いんですが、ちょっと前には犬の糞が多いとか、言われてましたよね?(今は綺麗なんだろうか)

どうも私は自分が読んだ小説のイメージが強くて、パリっつーとポン・ヌフとか、あと狼に囲まれてピンチ!(ジェヴォーダンの獣的なv)とか、とにかく冬で、雪で、白いというよりグレーな感じで、何か怖いのよね。

って自分のイメージに問題があるのか。

でもこうしたホラー的イメージが出来上がったのに、子供の頃に読んだ「レ・ミゼラブル」もしっかり力を貸してるような気がします。

でもどちらかというと、デュマ先生の方が好きかも。

って、ここまで書いておいて、これかいっ(と自分突っ込み~)



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