薄桜記
2013年5月22日5:10 公開
過去記事です。
BS時代劇枠は好きなので~結構観てます。
不思議君卜伝とか。(勿論タイトル違います。真面目に主人公名まんまの「塚原卜伝」ですね、確か)
「テンペスト」……あれも結構何というか、チャネリングでしたね~いや、でもあれは原作が不思議系らしいですし、、、いやでも脇の人達は観ていて良かったわ。(あ、演技ではなく、描かれていたその人生っていうか、そんな所?)たぶん狙いが普通の話ではなく、メタ的な感じだったのでしょうねぇ、きっと。
地上波の時代劇も好きだったんですけど~「咲くやこの花」とか。あと「男前」だっけ。なんかありましたよね、そういうの。ああ、「陽炎の辻」は忘れちゃいけませんよね!古くは「御宿かわせみ」もあったあった~「真田太平記」は別かな。どうだろう。記憶が曖昧ですが。……地上波での枠がなくなっちゃったのが残念です。あーでもここのがBSに移ったのかな?
でもって今回は「薄桜記」です。最終回まで無事、全話観ました。
あ~なんか切なかったですね!
超有名な忠臣蔵ベースですから、エンディングは見えていた訳ですけど、それにしてもね~
皆、固い!固いよ~っ(って武士だから当然なのでしょうね。時代的にもまだまだ気風は残ってたりしますよね。はぁ。。。ああ、でも三斎様は、それより以前に「近頃の武士はなっとらん!」的なこと、言ってた……かな?それとも大久保彦爺だっけ??いや、彦爺は何時でも言いそうですが^^;)
流石はジェームズ三木先生脚本という感じで、最初はそれでもユーモラスな感じも充分あったんですよね。
その日常のほんわり和やかコメディタッチが徐々に悲劇にゆっくり転じていくっていうか……うーん、全く不自然さもなく見事!としか言い様がないかな~
確かに最初っから悲劇バリバリで突っ走ってたら辛いし、それに話にならないっていうか。(奥さんが自害して終わっちゃうってパターンも話の内容からしてはありますよね)
上手く~忠臣蔵の討ち入り迄持って行かれたな~という感想です、ハイ。
堀部安兵衛が割と最後の方迄飄々とした印象を受けました。
本人的には真面目なんだけど、傍目には不真面目に見える的な?人情家でもあるし~ということで、討ち入り当日までお義父さんに叱られてたしねぇ。
ギリギリ、友人である主人公を助けたかったんだけど、討ち入りは止められてないっていうのはハッキリしてるし、主人公は主人公で義理があるから安兵衛の前に立ちはだからざるを得なくて~というのがねぇ。。。
その前に奥さんと幸せになっちゃっているだけに切ない、というか儚いというか。
まあでも本人的には思い残す所はない!という印象受けましたが、奥さんは納得出来ないですよね。武士じゃないもの。うん。
あの後、奥さんのお父さんはどうしたのかなぁ。
吉良邸に泊まったりはしなかっただろうけど、駕籠使われちゃった訳だから娘さんが戻ってこないのに探しに行ったりしなかったのかな。
あの雰囲気だと、主人公夫婦は翌朝、お寺のお坊さん達に発見ってパターンですよねぇ?
原作ちょっと読んでみたいかなぁ。五味先生でしたよね。(以前他の作品は読んだ覚えがあるんだけど、忠臣蔵系は元々それ程興味なかったから、他の先生の作品でも読んでない^^;)
あとこのお話。
嫌みで保身な人だな!などと思ってたんですけど、主人公との会話などを通じて、吉良さんが結構好きになりました。
うん、いい人じゃん!(という感じ)
残念ながら、浅野さんの方は例のプッチン場面しかなかったのでどういう方なのか分かりませんでした。
吉良さん&主人公はあっさり「病気」判断してたけど……本当そうだったかもしれないッスよねぇ。浅野さん本人も御家もお気の毒としか言い様がない~
だけど、綱吉公は結構厳しい&英邁な君主で、大名家の裁断もビシバシしてた人だったようですから、政治的意図があったのでしょう。
「お犬」様はどうなのかなって感じですが、本来は犬だけが対象ではなかったのでしょうし。(これも下々に到達する迄に歪んじゃった感じがする)
何にせよ、途中迄楽しく笑って最終回ではじーんとしちゃったドラマでした。
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