影武者 徳川家康
2014年1月7日7:00 公開
いや~このドラマ、放映されると知った時(昨年末)から、ずっと楽しみにしておりました!
ただ、私、間違った方向に楽しみにし過ぎていたのかもしれません。
観終わった後に、少々肩透かしに近い感を覚えてしまいました。
……いえね、ドラマというか、物語としては纏まっていたと思うんですよね。
でもちょっとこう、期待と違ってたというか……
うう~ん、やっぱり自分が間違ってました、と言うしかないか^^;
ドラマの内容としては、徳川家康の影武者の世良次郎三郎が、関ヶ原で島左近配下の忍びに討ち取られた家康本人の代役を務め、戦い自体は徳川方東軍に勝利を導いたのは良いものの、その結果、影武者を止める事が出来ずずるずると~(半ば脅されながら)『大御所』としての役割を果たす内に、秀忠やその一派と対立を深めて~という感じで粗筋としては宜しいのでしょうか。
豊臣に味方するというよりも、戦を嫌って、あるいは寧ろ、罪もない(幼い)秀頼を殺すような大義などない!という考えなのでしょうか。
あと自分自身及び秘密を知ってしまった家康の側室達の命の保証の為にと、徳川家による完全なる支配を阻み続けます。
ま、これで名実共の支配者となりたい秀忠とは対立し続け、また秀忠を怒らせて自分や子供達の命を狙われるようになっちゃいます。
でもまぁ、ドラマの最初の方では、秀忠は影武者自身より、自分を認めない家臣団達に怒ってましたけど☆
話自体は、「まぁ、そういうことも有りかもね」な感じで、程々に楽しめましたが。
うーん、ちょっとパンチが足りなかったかなぁ。。。
いや、奇抜な設定(島左近さんがアレとか。小太郎さんが、とか、兵庫助さんが~っとかありましたけど。
やっぱね。
肝心の宗矩さんと秀忠君が、ちょい、大人しかったですねぇ。
是非是非、もっとはじけて欲しかったです。。。
宗矩さん、登場からして「?」と思う程に地味だったし。(いや、宗矩さんらしくないよ~もっとあくどく濃い感じに出て来てくれないと☆)
さり気に甘えて我が儘言うばかりの秀忠君を諫めたり甘やかしたりしてるだけだったかも。。。(いや、それもありだけど)
でも微妙に、このドラマ的には、宗矩さん、秀忠君に対して引いてる所があったような気がするのも残念です。
原作通りなのかなぁ?
秀忠君も意外とまともで大人しかったように感じました。(って私、何を期待していたんだろ。。。)
まあ、偉い人だから、影武者なんて最初アウトオブ眼中だったんだろうけど。
最初の頃に、世良次郎三郎が余計な動きをしなければ、案外、この秀忠君とは上手くやっていけたんでは?と思っちゃいました。
うん、こういう人はね~脅しちゃいけないのよね。(拗ねるから^^;)
側室sが言っていた通り、怒らせちゃいけないタイプなのにねぇ。
世良次郎三郎の行動原理というか、動機付けがイマイチ弱いというか分かり難い気もしますが。
世良次郎三郎というひとは、織田信長に逆らって一向一揆の際に織田信長を狙撃しようとした、という設定になっています。
で、その際に、織田信長やら秀吉やら家康とかは特別な人間であって、自分はあくまで普通で、普通であるが故に、個々人の生命や幸せを守って生きたいと考えるようになった……ということでしょうか。
あと徳川家の政略の犠牲となって死にたくない、弱い者を死なせたくない、という一念な訳ですよね。
でもまあ、ドラマも一応、史実をなぞって動いていく訳で。
流石に大坂の役辺りになると、ちょい辛いモノがありました。
(あとやっぱり、側室sと子供達がね……微妙に納得出来ない感も有り^^;)
ちょっと不完全燃焼的気分ですが。
でもまぁ、山本耕史さんの秀忠を観る事が出来て嬉しかったです♪
頑固な我が儘ボウズな感じが良かったわ~v
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