名探偵ポワロ2
2022年10月21日14:30 公開
ダべンハイム失そう事件(BSP再放送2022.09.14)
今回はなんか手品?とオウム?(「王蟲」が変換候補一番に出てくるのが良いv)
この手の話、ホームズでもありましたね。(ま、あれは趣向違うっていうか、「失踪」したのは故意ではなかったですが)
しかしダベンハイムさん、あの封筒、どうしたんだろな。
この時代、貸金庫なんて無いですよね?(でもって、あの変装の時に銀行に入れると思えない)
何処かに隠してたの?刑務所入る時、ノーチェックと考えられないんだけど、手荷物は調べられずに保管してくれたりするの?そんなにこの時代の刑務所、親切なの?いや、ジャップ警部は結構親切っていうか、人が良いと思うけどねぇ。(ポアロと付き合っていけてるってだけで人格者だよ、うむ)
ヘイスティングスは相変わらず、自分の趣味優先というか、突っ走ってますね☆
今回ポアロ氏、暇?なのか、やたら手品してます。
(料理もしてます)
賢いオウムが、ポアロ氏がチキンを切り分ける時に断末魔っぽい鳴き声あげたり、会話の最後を繰り返したりするのがなかなか楽しいですね。
(それにしても教育って何したんだろ。オウム、やたらお喋りになったような気もするけど、話しかけてたってことかな。話し相手って言ってるしね)
そういえばポアロ氏の趣味?はトランプの家を作ることだという設定だったな、と思い出しました。
ミス・レモン、相変わらず可愛いけど、ポアロが家にいるのすっごく嫌そうでしたね☆
あと気になったのは、「ケレット」氏のヅラ。
疾走しても柵?を乗り越えても押し倒されても殴られても外れませんでした!凄い!(ポアロは簡単に剥がしてたけど☆)
[16]
二重の罪(BSP再放送2022.09.21)
今回は思いっきり鬱&ジェラシーの虜となってしまったポアロ氏の話、です。(いや、ポアロ氏が犯罪犯す訳ではないですがね。かーなーりー思い詰められた感じ)
いきなり傘さしているポアロ氏。ヘイスティングは小雨なんてヘッチャラです。清々しい天気ですね♪なんて言ってますね☆(素晴らしい友とかも)
ミス・レモン、コートも帽子もオシャレですよ。マンションのドアマン?もミス・レモンに気がある感じ?(ミス・レモンは嫌そうですが)この一見ドラマの筋とは無関係なシーンは結構後引きますね。
それにしても洗礼の時の写真が重役会で演説始めそうな顔ってv
ヘイスティングスって現状、ポアロに雇われている状態なんだろうか。(最初の回ではパートナーって紹介してたよね)相変わらずスポーツをしたいヘイスティングスが今回は探偵役を頑張ります。(その間ポアロ氏はジェラシーと猜疑心モリモリですよ)
ジャップ主任警部の講演がポアロ氏の目的だった訳で、実際こそこそ?(という割にはお巡りさんに挨拶してたりする。礼儀正しいポアロ氏です)様子見に行ったりしますが。
ううん、ジャップ警視は本当いい人ですよ。(基本、ポアロ氏と各々の事件に関わる人達以外はいい人ばっかだよね☆ま、ポアロもクセが強くて感じやすいだけで悪い人じゃない)
それにしても今回、ポアロとヘイスティングスが泊る(ジャップ警部も泊まっているらしき)ホテル素敵です。
いつも出てくる建物素敵なんですがねー。
ロビーの吹抜けとか、螺旋階段が個人的に好みです。うむ。
あと今回、列車でなくバスの旅ですが、バスも可愛いね!
あと面白いなと思ったのは、パトカー?のドアを開ける向きかな。今の車のドアは、蝶番?がドア前部についているけど(と私は認識してますが)ドラマの中でカーチェイスを頑張る警察の車は蝶番がドア後部に付いてるんですよね。昔はそうだったのかな?(バスは引き戸っぽいです)
つい細かいことばっかり気になってしまいますが、今回アメリカ人バイヤー(実業家)の人の記憶力&観察眼が凄いな、と思いました。
あるいはヘイスティングスがあれなのかもしれませんが、はっきり言って私もヘイスティングス同様人の顔覚えるの苦手だったりするので、純粋に尊敬いたします。
ミス・レモンの夢(推理?)ポアロ氏とヘイスティングスが逆になってるの、面白いですね。どーいう深層心理なんでしょうか。
[17]
安いマンションの事件(BSP再放送2022.09.28)
なんだかな。
本当に三人組、仲がよろしい。
前にもマジックショーを三人並んで観てましたが、今回は映画です。(アメリカ映画?ギャング映画?なんかそんな感じ)
ヘイスティングスは映画に夢中、ジャップ警部は銃がちょっと嫌だなな感。そしてポアロは目をぎゅっと瞑っているという。(可愛いオッサンだな、おい)
映画館はやっぱり素敵です。この当時は庶民向けの場所だったのかどうか、よくわかりませんが、吹抜けですね〜ホールと螺旋階段。優雅な感じですよv
事件的には冒頭の映画で匂わせた通り、アメリカンな組織が背景にあるお話。
アメリカから来た警部(だったと思った、確か)は声がこれまでも性格の悪い被害者さん達と同じですね☆
アメリカからの客人にオフィスを奪われ、使われてしまっているジャップ警部が可哀想です。(でも良い人だからなー従っているんだよなー)
事件の舞台となった「安いマンション」ですが、マンションが安普請なのではなく、その価額に見合わない安い値段で貸し出されたということであります。
この不可思議について、ヘイスティングスが割とまともな推理で応じているのですが、ポアロ氏は相変わらず冷ややか、というより今回は「ハイハイ、そうですねー」な態度でした。
ちょっとひどいな?
そして今回は、ミス・レモンも大活躍。
記者のフリして、歌歌い(言い方!)が潜伏しているクラブに入り込み、見事、歌歌いがまさしく逃亡者であると確定しましたよ。うん、ミス・レモンの方がヘイスティングスより探偵助手っぽい。
ポアロやジャップ警部、アメリカの皆さんと一緒にクラブに乗り込んだ訳ですが、ここでもジャップ警部は良い人でした。
ポアロってば「プロ」なんて言ってますけど、やっぱ泥棒の才能はないみたいですね!(本人はそう思ってないっぽいけど)
とにかく無事、安いマンションを借りたことで替え玉にされそうだったロビンソン夫妻は助かった訳だけど。
うーん、「安い」マンションはどうなるの?
本当の持ち主?借主は逮捕されちゃった訳で、もう安くは借りられないのよね?また引っ越ししなきゃ、だと結構な損害な気が。。。
[18]
誘拐された総理大臣(BSP再放送2022.10.05)
原作ってこんなドラマチックだったかな、という疑問をまず覚えてしまうお話。
(いや、ドラマだ。ドラマだけどね)
政治的な思惑?で総理大臣が誘拐されちゃった訳だけど、まぁトリックは分かりますよねー。それはそれで良いんだけどね。なんかこう、動機に納得できないというか、犯人達の気持ち?が理解できないというか。
まぁ、当時の情勢は多分、ゴタゴタしていたんだろうしなとは思うし、また当事者にとっては自分達の問題解決こそ正義な訳で。
(うーん、でもなぁ。ドイツ勢力が拡大してイギリスも参戦せざるを得なくなったら、アイルランドだって大変なんじゃないかと思うけどなー。いやアイルランドは独立でなくドイツ領になっちゃう可能性高いんじゃない?と思ったりする。あ、でもそれ程、この当時はドイツに対する危機感なかったのかな。第一次世界大戦ではイギリスは戦勝国側だしねぇ)
何にせよ、私はあまりこの時代は好きでないですね。
第一次大戦と第二次大戦の間って、こう、微妙ですよね。
第一次大戦より前はヨーロッパ全盛期でブイブイ言わせてたんだろうけど、この時期から斜陽になっていって(少なくとも不景気になっていって)アメリカが台頭してくる訳ですよね。
でもって第二次大戦前にアメリカンバブルが弾けてしまう、と。
うん、辛いですよー。
日本(昭和)でバブルが弾けた時には、幸い戦争にはならなかったけど、荒んだ空気というか、逼塞感というか、静かに延々と続く絶望感みたいなものがあったと思います。
日本は(表向き)軍隊ない訳で、軍国主義には向かっていかなかった。(前回の日清・日露好景気後の急降下な時に戦争始めちゃって懲りてたからね。)
当時のヨーロッパには同じような空気が流れていただろうし、アメリカも(まだ表層には現れていなかったけど)少しずつ歪みが出ていた。
そういった世の中だと、コツコツ少しずつ長期的展望を持って努力しようって気持ちは負けてしまうんじゃないかな。
犯人の皆さんも、そうした時代の空気に染まってあるいは圧力に押し潰されてしまったんじゃないかな、と思います。
英雄がいない時代が不幸なのではなく、英雄を必要とする時代が不幸なのです。(ばーい、ブレヒト)
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