名探偵ポワロ4
2023年3月25日11:00 公開
イタリア貴族殺害事件(BSP再放送2023.03.01)
このお話で最終的に私の中に残ったのは。
ポアロ(デイヴィット・スーシェ氏)の顔芸、ミス・レモンの猫愛炸裂!!
ですね。うん、他にはない。(あ、ヘイスティングスは可哀想だったv)
いや、ヘイスティングス、可愛かったですよ?車を買うのにアレコレ悩んだり、ポアロに車蘊蓄語って嫌がられたり、相変わらずです。(いいですねー本当)
車仲間で会食していたお医者さんの家に電話がかかってきて、ポアロも事件に首突っ込む訳ですが。流石にこの展開までは犯人も予想してなかった、よね?
(いまいち、この犯人も分からないというか、中途半端っていうか、、、随所でおいおいおいなところがある人ですが)
ミス・レモンは多分それほど「BF」のことは思い入れなかったんでしょうね。前述の通り猫への愛vが明らかにぶっちぎりで優ってますよ。
でもあるいは。
この事件がきっかけで更に猫愛が増となったのかもしれない。(所謂、猫秘書ですね。。。って何のこっちゃ)
でも犯人に根性があるのは確かかも。
二人分の夕食(フルコースだよね)を一人で食べ、奥さん?を引き入れつつ、マフィア(マスナーダ?)の上前をはね、、、って本当大活躍!
でもなぁ。マスナーダの人ももっと部下のこと信じてやれよと思う。(本当、部下の人が気の毒。忠誠尽くして、頑張ってたのにねぇ。あ、でも観直したらちょっと怪しいのかな。イタリア大使館の下っ端?がなぁ、、でも下っ端自身が怪しい感)
微妙に訳わからないというか、どうなのよと思ったのは、車屋さんの女性及びマスナーダの人が、ヘイスティングスに売った車を使って船の停泊地までやってきたとこかな。
……私用にお客様に売却済み商品使っちゃいかんだろ。
うん、ヘイスティングスはお金払う必要ないと思うよ。少なくとも全額はね。
是非是非、ポアロはヘイスティングスを助けてやってください。
あとミス・レモン、貴女はいつまでもそのままでいて。
[39]
チョコレートの箱(BSP再放送2023.03.08)
ポアロの若き?日の回想的な話。
あとロマンス?
(何故にこんなに疑問形な。。。いや、ポアロって言ったらロサコフ伯爵夫人でしょって思う訳です、私はね)
二十年前と言っていたけど(でもって戦争前って言ってたけど)つまり第一次世界大戦前、イギリス亡命前ってことですよね。……若い、んだろうか。(いや、探偵時代よりは確実に若いけどさ。なんかこー若くて綺麗な女の子にボーッとする年頃じゃない気がするんだけどー)
事件自体はね、なんかこーもやっとしますね。
最初の奥さん殺人事件もさ。
なんかこーグラスとか乗っかっているテーブルからテーブルクロスをサッと引っ張る、手品?をついイメージしてしまった。(大臣が芸人の真似するなってか)
というか、殺人の動機って何?奥さんが自分の主義主張に賛成しなかったから?そんな理由で殺しちゃう?どんだけパワハラ&モラハラなんだ(うん、まずここで引っかかった)
あとママン。。何故に薬瓶を伯爵のポケットに入れた?
そもそもヴィルジニー、あんた何故にそれほど殺人?主張した?
前提部分が本当、私には理解不能でありました。(いや、単に私がおバカなだけかも。うん、その可能性も大だな)
いまいち、ポアロも冴えてなかったしなぁ。(うん、最後はなんか雰囲気だしてましたが。違うだろって思う。ジャン・ルイも恋愛脳一筋なのがちょっとヤダな)
それにしても「黄金の枝」(オリーブモチーフらしいけど)かぁ。結構沢山の人が貰っている印象受けましたね。(実はベルギーの紳士皆持ってるとか?)
ジャップ警部(警視になった?)、立食パーティーが気に入ったようなのが、なんか可愛いっすね。
これまた関係ないけど、やっぱりジャップ夫人は出てこなかったですね。
うーん、「うちのカミさん」だな!
あとブリュッセルの街並み(勿論駅も!)がすっごい素敵だー
ミステリーの筋立てでなく映像を楽しむべき回かも。(あ、言っちゃった♪)
あと、チョコレートも美味しそう♪
正直、美味しいチョコレートを食べた後なら毒殺されても良いと思う。私はね。
[40]
死人の鏡(BSP再放送2023.03.15)
心霊風味なお話。(うん、クリスティでは割と多いですねー。こういうテイスト)
いきなり強引、というより図々しい?タイプの被害者登場。
大体、クリスティのミステリーって被害者は嫌なタイプが多い。
けどこれは探偵小説(ミステリー)では当然と言えば当然ですね。何と言っても、容疑者が簡単に特定出来てはお話にならない訳で。
そうすると自然、被害者には殺されて然るべき理由がないと(しかも複数!)いけないんですよね。
となると、遺産相続とか仕事関係とか社会的役割?とか、除くともう被害者本人の性格とか人間性に掛かってきちゃいますよね。
あーでも容疑者もおいおいおいとか犯人は明らかにアンタダメだろ、な人が多い。
このお話もそうですね。
いや、一見、美談?っぽくなってはいるんだけど、よくよく考えたらこの犯人(及び犯人じゃないけど犯人の娘及び配偶者も)、身勝手だよね?
今まで娘の養育完全に被害者に任せてきて、被害者が娘に遺産残さないようにしているからって殺す?
娘の配偶者がバカ(だよね、うむ)なのも、詐欺の片棒担いだのも被害者のせいじゃないよね?娘の配偶者の自業自得、娘がそんな配偶者を選んだのも自業自得。
(嫌なヤツだけど)被害者には何の責任もないんだよね。
それを娘の為にと殺してしまう。
そしてその罪を被害者の妻に擦りつけようとする。
ここで潔く自白するとか、元々小細工せずに「自分がやった!文句あるか!」と名乗りでれば、「娘の為」という大義名分も少しは納得出来るんだけどな。
あくまでも自分は影に隠れて娘の為に、なんて自分では思ってるみたいだけど、単純に自分は安全圏にいて、娘を捨ててしまった罪悪感の為、自己満足の為に被害者を殺して知らん顔、ということでしょう。結果的には。
勿論、犯人の心情として色々あったというのは私も理解というかそうなんだろうな、とは思いますが。
やっぱり身勝手過ぎる。
というより自分に酔っているだけだよなー。
娘の配偶者も詐欺働いたんだから、ちゃんとジャップ警部逮捕してやってください。
(じゃないと今後も同じこと繰り返しそう。娘も配偶者を庇うばかりで罪認めてないものねぇ)
メニューページ
メインコンテンツ
タグ別
公開日別
Popular Entries
Recent Comments
Information
Recent Update
Preview
Information(Board)