名探偵ポワロ5
2023年5月29日21:00 公開
ゴルフ場殺人事件(BSP再放送2023.04.12)
久しぶりにヘイスティングス登場!しかも、かーなーりー重要、というか。ヘイスティングス的にはヒーローな役割ですよ!
(原作と違って、ヘイスティングス抑えてるわ〜渋いわー格好良いわー。彼、惚れっぽい感だけど、ドラマでは本気になったら無口で行動する、という如何にも古き良き時代の英国紳士でありますv素敵v)
今回は(今回も?)割と被害者は非常識っていうか。おいおいおい〜ですね。
ま、クリスティあるあるです。(被害者に善人なし。。)
ドラマでも隣人母娘の嫌ったらしさがきっちり出てますねー。クリスティ作品ではこういうタイプの犯罪者が一番批判的に表現されている気がする。。。(クリスティもアッパーな人だしな。うむ)
あとジローさん。。。
原作通り、ポアロに対してライバル意識バリバリーな人だけど、ドラマでも上手く演じてますね、うむ。
でも今回に限ってポアロ負けても良かったのではとちらっと思ったりする。(髭なしポアロも観てみたいvって鬼か、私は)
今回、ミス・レモンが出てこないのが寂しい。。(あ、ジャップもね!)
ミス・レモンのさり気ないアシストがね、素晴らしいと思うのですよね。
(ま、ヘイスティングスの無意識の一言も強力だけど)
あと今回はやっぱりヘイスティングスの恋物語がメインよねー
確か、お相手のヒロインは原作では双子でサーカスの人?だった記憶があるんだけど、ドラマではしっとり大人のクラブ歌手ですね。(双子じゃなさそうな)
被害者の義理の息子がなー。ダメダメ息子ですよね。まぁ、両親もアレなんだけどさ。大事に育てられてちょっと甘えっ子な印象強いし。。意志薄弱というか。この子が元々恋人大事にしてたらなぁ、良かったのにねぇ。。
両親が元々悪いことしてなければ、あるいは告白する勇気、もしくは脅迫を跳ね返す強さがあればねぇ。。
ヘイスティングスの恋バナは、確かに上記の人達がダメダメだったせいで発生して成就したのだけれど、イザベルはその分辛い思いしたんだよね。そう思うと良かった良かったとは言えないわ。
(うん、イザベルの言葉、深いのよね。苦しんだんだよね。ポアロも珍しく息子君には辛辣。ヘイスティングスはずっ友だもの。。)
事件解決後のラスト。
ポアロの優しさが沁みる〜し、ヘイスティングス、ロマンス小説の苦悩するヒーローのようですよ!海も綺麗!イザベルのファッションも可愛い!
ラストの音楽までヘイスティングスのラブソングでしたよ!はぁぁ、優遇されているわー(原作と違って結婚できなかったドラマのワトソン君とは大違い)
普段のテイストとは違うけど、やっぱりポアロとヘイスティングスは仲良しで良いねv
ジローさんもお疲れさんっした!「ヒゲの差でね」名言です!(残念だったネ!凹んじゃって可哀想だったけど、可愛いからOK!)
[45]
もの言えぬ証人(BSP再放送2023.04.19)
うーん、この回ほど、ビジュアルにやられる回はない、かもしれない。
とにかくボブですよ、ボブ!
(ボブというと、以前読んだ漫画の如く、海兵隊ばりのタトゥーやピアス穴だらけのムキゴリラ的アメリカ人男性を想起してしまいがちですが、違います。全く違います。ええ、「ボブ」の解釈違いですね☆)
なんかこう、本当にぬいぐるみっぽいですねぇ、ボブ。本当に本当の本物なのかな?(って日本語変)
原作通りすっごく賢いし。(つい操られているのでは、とワイヤーを探してしまいがち)
結構特殊な人達も出てくる回だったりするんですが、とにかくボブが主役ですよ。
あと犯人の人、顔が怖い。(何故だ。。)旦那さんへの扱いがね、これまた酷いっていうか。(子供達可哀想だよね)
なんかねーこの話では外国人へのナチュラルな偏見が痛い。。時代設定がいまいち不明。ドラマの順番と原作の順番は違うだろうし。(被害者と容疑者達の関係性が古き良き〜な雰囲気もある。話し相手=コンパニオンってなんか良い。如何にもハイソだわv)
ドラマ全般としては一定の年代に時代設定してる印象受けてるんですがね。(第二次世界大戦前後)
被害者が唯一、無実なのに疑われまくるギリシア出身のお医者さんに対して公正な見方をしているのがね、こう、考えさせられるっていうか。(同業者のイギリス人医者でさえ酷いっていうか。いや、同業者だからこそ酷いのかな?よくわからないー)
たぶん、年配の人の方が戦争の影響少なく、また戦前のグローバルな意識を失ってないってことなんだろうなぁ。。
やっぱり育ってきた環境、時代背景って重いわ、と改めて思いましたよ。
(受けてきた教育も違うだろうし)
あ、今回は被害者の人、嫌な人ではなかったですね。(容疑者連中、というか甥姪が身勝手なだけで)
ヘイスティングス、「バトラー」なんてあだ名で呼ばれてもちゃんと答えてるところが大人です。
本当にねーこうやって勝手にあだ名つけるヤツ、いるよな。それが陽キャだとあだ名が公式になっちゃうんだよね。。。
子供時代(たぶん)の関係を大人になっても引き摺るのって、ヘイスティングス側だと嫌な気持ちになることもあるんじゃないかなと思うんだけど、ヘイスティングスは特に気にしてないっぽい。
大らかなのか優しいのか、いや両方なんだろうなぁ。
そう考えると、ヘイスティングスは結構人格者なのね。(原作読んでるとそう思えないけどね)
とにかくポアロとヘイスティングスが相変わらず仲が良いのは本当に楽しいわー
ミス・レモンやジャップ警部が出てこないのはちょっと寂しいけどねv(これは次回に期待!だけどアクロイドだから出てこない、か。。。)
[46]
アクロイド殺人事件(BSP再放送2023.04.26)
これまた有名どころですが。
うーん、なんか印象違うな。
どうもねーアクロイド氏とドクター・シェパードが私の目には同じように見えたりして。(ちょっと油断するとあれどっちだっけ??となってしまう)
それからドクター・シェパードの「姉」(だったよね、確か)がドラマでは妹になっているのがねぇ。(だってさーミス・マープルの原型がドクター・シェパードの姉だった筈よ?)でもってこの妹がなぁ。。。なんというか、余計なことばっかりしてる印象がね。。(原作ではもっと鋭い人だった印象あるのよね)
ま、とにかくですね。
ジャップ警部との再会は嬉しいですね。(ポアロ氏もジャップ警部も嬉しそう♪)ドラマでもちょっと久しぶりだし♩
ポアロが引退してロンドンを離れ田舎暮らしというのは、これまでドラマで散々田舎をディスってきたポアロらしくない行動ですよね。(でもポアロ氏、田舎暮らし礼賛しようと努力してる。。無理無理よ)
ロンドンのマンションが残してあるのは。やっぱり未練があるのだろうし、戻りたいという気持ちが強いから、でしょうねぇ。(30年暗黒面に〜と言ってましたね。警察官時代からと考えると。ポアロまだまだ若い!これからでしょう、個人事業主なんだし)
たぶん、ポアロが引退したのって、ヘイスティングスが結婚して南米に行っちゃったから、なんじゃないかなぁ?
原作読んだのは大分前のことだしほとんど覚えてもいないんだけど。
アクロイド氏、ポアロの友達だっけ?とか、いい人だったっけ?という基本的なところで躓いてますよ。
うーん、原作、読み直してみたいわぁ。(なかなか時間がないし、紙の本は当然もう手元にないしねぇ。。電子書籍で安く手に入っちゃったりしないかな?)
あとドラマの構成として、手記をポアロが(書き手不明のまま)読んでいくというのはま、仕方ないですけどね。
やっぱり原作通り、手記の書き手目線でドラマも進めて欲しかったかもー。(勿論、この小説の特徴が特徴、というか犯人がアレなので難しいところだったんだろうな、と理解してますけど)
でもってドクター・シェパードはもっと、シャープなロマンス・グレーにして欲しかったなぁ。
(ちょっとね。。。なんか哀しい気持ちになるビジュアルなのよね)
ところでアクロイド氏のお屋敷。
今までにも何回か出てきたお屋敷ではないでしょうか?(白ずくめでモダンで美しい)これまたちょっと、原作のイメージと違うんですよね。ま、仕方ないですが。
ドラマの終わり方は派手ですが、原作ではあくまでも手記の中で終わる感じでした。あの終わり方が好きだったのよね。。(そう、だから残念なんだー)
ま、連続ドラマだし、ポアロメインだからなんでしょうね。
映画(あるいは単独ドラマ)でアクロイドってやってないのかな?(あ、日本ドラマでなく)ちょっと記憶ないなー。
でもピンでやる時は是非に、シェパード姉弟は自分好みであって欲しい、などと自分勝手なことを思う私なのでした。
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