名探偵ポワロ3
2023年1月5日17:00 公開
今回も話には出たけど、ジャップ警部の奥さんは出てこなかったですねー。コロンボの「カミさん」と同じ扱いなのねー
[25]
マースドン荘の惨劇(BSP再放送2022.11.23)
今回のポイントはやっぱり蝋人形館!でしょう!(あ、マダム・タッソーじゃないのよねー)
うん、私、若かりし頃、マダム・タッソーの蝋人形館行きましたよ!かぶりつきでしたよ!うん、楽しかった!っていうか、人形モノ好きなんですよ!(大阪博物館も、石見銀山跡も大好き!人形モアプリーズ!!)
ま、私の人形愛は置いて置いて。
チャップリンと同時代なのね、というのが勉強になります!ありがとう!
宿のご主人(依頼人?)とのやり取りも良いですね。(文句言いながら、ちゃんと小説読んで犯人見つけてあげるポアロ優しいv)
今回ジャップ警部とヘイスティングスがちょびっと意地悪でしたが、ポアロのプンスコモードがとっても可愛いので許す。もっとやれ(あ)
いや、本物の事件自体は身も蓋もないんだけどねー。
(いや、本当に勘弁してよ、レディ達)
可愛い&儚い系なレディなんだけど、かーなーりー手口は強引かつ乱暴だなと思いましたよ。(凶器の始末も結局してなかったのよねー。あとあっさり自白しちゃうしさ)
なんとなく、今回のレディは「ヒドイン」と表現しても良いんじゃないかなと思った。ごめんなさい。
被害者は大変可哀想&気の毒なんだけど、お土産持ってきた崇拝者も可哀想だった。
仲良し三人組は、相変わらず仲良しなので、ヨシ。
それにしても怖い殺害方法よね。
度胸はあるんだよなーヒドイン!(褒めてない。褒めてないよー)
[26]
二重の手がかり(BSP再放送2022.11.30)
出ましたね!伯爵夫人!
ポアロの憧れの人、(たぶん)ホームズにとってのアイリーン・アドラーですね!(タイプは違うっぽいけどね!)
原作読んだ時に受けた私のイメージとは異なりますが、レディなのだということは明らかであります。うん、ポアロは自分で認めてるけどスノッブだからね。(でも人間、それで良いと思う。俗物上等!)
ヘイスティングスとミス・レモンが優しい。
困ったもんだという感じではありますが、ポアロ氏を庇っておりますねー。(いや、勘違いも多分にあると思うけどね。ポアロ、確かにレディは好きだけど、犯罪解き明かす方が好きだから!妥協もしないぞ!)
ちょっとジャップ警部が可哀想。
連続盗難犯を検挙できないからって、クビになっちゃったりするんだ。。。今まで(ポアロに手伝ってもらいながら)随分功績あげてるっぽいのにね。スコットランドヤード厳しいなぁ。。あーでも叩き上げの人だから、なのかな。それにしても世知辛い。
確か今回の伯爵夫人、「ヘラクレスの冒険」でも出てきたと記憶してるんだけど、印象違うなぁ。違う人?(いや、よくわからない)
私の(原作)イメージでは、黒いドレスビシッと決めた謎めいたレディなんだけど。。割と明るい色の服多かったですね。ま、いいですけどね。(素敵は素敵なんだけどね。ピクニックセットとか、小物も良い!)
ロシアの伯爵夫人ってやっぱりこう、素敵ですねー。
原作書かれた当時も、こうミステリアスで悲劇的なイメージあったんだろうなぁ。
ロシアはヨーロッパ(の端っこのイギリス)には、近いようで遠い、東洋的なフレグランスも感じる文明社会だったのではないでしょうか。
少々野蛮というより危険な雰囲気も感じていただろうしね。
(イギリスはフランスとは長年仲悪いし、ナポレオンとも戦ったけど、ナポレオンを追い返したロシア、そのロシアを席巻したマルクス・レーニン主義も恐れつつ惹かれるものがあったんじゃないかなぁと推測)
「あなたの庭はどんな庭?」のロシア娘さんもなんかプリンセスになってたしな。
それにしてもモダン芸術(美術)が微妙にこのドラマには出てきたりしますね。
私はよく分からないなぁ。
[27]
スペイン櫃(ひつ)の秘密(BSP再放送2022.12.07)
この話、同じネタのが2つあったような記憶が。(でもタイトル覚えてないー)
この話の主人公(とはちょっと違う?でも諸々の中心人物なのよね)のレディ、原作では何考えているのか分からない系の「ファム・ファタル」だった気がする。悪女ではないんですけどね。
ただドラマだと、ちょっとよろめきやすい(流されやすい?)美女って立ち位置でしょうか。
(原作ではマーガレーテがリッチ少佐を特別に思ってる印象受けなかった気がする、から、ドラマではリッチ少佐、ラッキーかも)
悪役(今回まさしく犯人)の人、原作読んだ時は少し気の毒だなと思ったんだけど、ドラマでは思い込み激しいけど、なんかこういまいちっていうか、能力不足な人だなって気がしましたね。
だってねぇ。
決闘自分から仕掛けておきながら、ドラマのあの感じだと負けちゃったんだよね?(でもってトラウマになってるっぽい)
マーガレーテ(だった筈)の為、と言いながらなんか微妙。
でもって、マーガレーテの旦那さんの殺害方法もはっきり言って卑怯だよな!自分の罪を恋敵になすり付けちゃうのも思いっきりクズだよな!と思う訳です。
(そんなんだから、マーガレーテには眼中なし対応されてるんだよ。。。)
なんかね。
殺害方法が卑怯と先程表現しましたが、更にこう残酷なのよね。。。うん、嫌だわ〜。本当、嫌な男だと思ったわー。絶対マーガレーテ、振り返る訳ないよ。その辺りの自覚も全くないよね。
でもってまたも決闘ぽいことをやる、と。
決闘って(内情どうあれ)紳士の戦い、というか、正々堂々の勝負というイメージがおそらくこの時代にはある筈なんだけど。
これほど、根性というか品性下劣というか愚劣というか、更に根性悪な男が、自分の本性に合わないことをやろうとする、そんな衝動を持ってしまうところが、ある意味悲劇。
マーガレーテの恐ろしさなのかもしれないなと思いました。
あ、あくまで原作に沿って考えるとね。
(ドラマでは単純にリッチさんと幸せになりそう。うん、良いんじゃないかな)
[28]
盗まれたロイヤル・ルビー(BSP再放送2022.12.14)
この辺り、原作が好きだったりした。(特に好きなのは、ポアロ宿泊先の奥様&旦那様ですね。ほのぼのしてるし、奥様はミス・マープルっぽいv)
ドラマは、犯人夫婦の背景(というより被害者のお国の背景)が深掘りされているような。
原作では女の子(奥様の孫?娘?孫だった気がするんだけど)は、かーなーリーの跳ねっ返りっぽい表現だったけど、ドラマでは大人しい印象でしたね。
何より、被害者(はっきりエジプトと言ってましたねー。エジプトの王子様。19歳。19歳には見えないし、大酒飲んではダメでしょう!と思うんだけどな。欧米だと18歳成人?)がやたら出しゃぱっているというか、キャラが立ってましたね。
ルックスも濃かったし、態度も濃かった。(声優さんも濃く演じてたような感)
王子様とポアロに挟まれた英国政府の人が何だか可哀想だった。(常に胃が痛くなってそう)
ま、事件は結構どうでも良くて。
今回のドラマの見どころは、イギリスの風俗じゃないかなと思います。(あ、風俗というのは、表層的な意味よ、うむ)
教会でのミサ(?だよね。ポアロも頑張って歌ってる)や、クリスマス前に作られるプディング(クリスマス用と新年用)、プディングに色々なものを混ぜ、そのプディングが炎に包まれて運ばれてきて、テーブルについている人達に配られる。
プディングを食べると、各々、指貫やぶた(人形なんだろうな)、王冠を発見する。
この(たぶん)当たり前の風景でも、全く門外漢の日本人である私などはワクワクするのに、更にドラマでは、本物のルビーが入っていて列席者は驚きながらも「何故、ガラス玉が入り込んだんだろう」なんて言っている。
その中で犯人は(おそらく)戦々恐々、ハンター側であるポアロはさりげなくルビーを「ガラス玉」と言い切りながら懐にしまう。
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